2014年02月07日

湘南クラブイベント規制から見る風営法のダンス規制問題

神奈川県鎌倉市の湘南海岸では大音量の音楽で踊るクラブ系イベント禁止等の条例制定に向けた方針が発表されたようです。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/leisure/?id=6106359

この件で、風営法ダンス規制問題と同様に何故クラブイベントを規制するのだ?、表現の自由や営業の自由の侵害だ等との意見も出ている様です。確かにこれらのイベント等を楽しみにしていた人や、この営業で収益を確保していた人は多くいると思います。
しかし逆に、自然の音が聞こえる昔ながらのビーチや風紀の乱れがないビーチを求める人としてはその環境を取戻したい等の意見もあり、実際に今回の様な規制案が策定された経緯があります。
私個人の意見として、双方主張したい権利が存在するからにはどちらも正しいと思います。

この問題、風営法のダンス規制問題に関しても同様の事が起きています。
今、風営法でダンス規制がされている事が表現の自由に対する侵害等として規制撤廃を求める運動がなされています。しかし、この問題も同様で静かな住環境を求める人等これと反対の主張を行い人が存在します。
この風営法ダンス規制問題に関しても、当然の事ですがどちらの主張も正しいと思います。
もし国民全員が規制撤廃と考えているならば、既に法律は変わっているはずです・・・

このダンス規制問題で私個人として今一番懸念する問題として、自らの主張と反対の主張の者に対しての理解等を多くの人が行えていない現実があると思います。時には逆の主張を行う者に対して批判的な意見を行う人がいる現状もあります。
当然、双方逆の主張をするわけで、意見が対立しているので相手に対して厳しい意見になる事は仕方ないのかもしれませんが、もう少し自らと反対の意見を主張する者の意見に耳を傾ける努力が双方に必要ではないかと感じています。双方、何らかの思い等があって意見を述べているわけですから、真っ向否定するのは少し問題があるとも思います。何故なら誰一人間違った主張をしている人はいないからです。それぞれが、それぞれの立場や思いで正しい主張をしているからです。
世の中全てそうだと思いますが、色々な意見を主張する人がいます。その中で自らの考えと大きく異なる意見を主張する人は当然います。しかし、それを真っ向から否定するのではなく相手の主張に耳を傾ける事がもしかしたら自らの主張を実現するための早道かもしれません。何故なら、相手の主張には相手なりの思いや事情が含まれているはずです。それを理解したうえで自らの主張を実現させる為のプロセスを相手の立場も理解しながら考えると、実現は近づくかもしれません。双方相手を理解する事によって、双方問題解決に向けてそれまで反対方向に進んでいたものが、そこからは問題解決という同じ方向へ向かえるきっかけに繋がります。

風営法ダンス規制問題は「ダンス規制」が問題ではなく、関係者(立法、行政、周辺住民、事業者、DJ、音楽関係者、お客さん等)それぞれが自己以外の意見に歩み寄る姿勢を見せない事に今現在問題が起きている様な気がします。関係者それぞれがバラバラの方向を向いて活動を続けても問題は永続的に解決に至らない様な・・・
物事は対立関係ではなく、みんなで同じ問題に対して「解決」という共通のゴールを目指して相互理解を深める事が重要だと、この風営法問題を通じて感じています。
タグ:海の家 騒音
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | クラブ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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