2013年07月24日

六本木のクラブ摘発・女子高生の飲酒も

警視庁により7月20日午後、東京都港区六本木において風俗営業許可を取得せずダンスクラブを営業したとして店の経営者らが逮捕されました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130723-00000049-mai-soci

また、その際に17歳の女子高校生が客として飲酒しており、その少女らが補導されました。
風営法の規定では18歳に満たない者がこういった店に立入る事を禁じているとともに、未成年者(20歳未満)の者が飲酒や喫煙をする事は風営法に限らず当然に禁止されています。
この店では今年に入っての半年ほどで強盗や窃盗事案が100件以上発生しており、未成年者が被害者となるケースも多く発生しているようです。

風営法によるダンス営業規制での摘発となりましたが、風営法の根本的な考え方として、風営法に抵触していてかつ、清浄な風俗環境の保持や青少年の健全育成に支障が生じる場合において風営法による摘発等を行う部分があります。
風営法の規定に反している事はそもそも法違反ともなりますが、これに加えて弊害が生じた段階で取締を受けるケースがほとんどです。
一昨年から昨年にかけてインターネットカフェの個室問題がありましたが、インターネットカフェの個室化はその何年も前から存在しました。
5平方メートルに満たないスペースで客に飲食させる事は風営法第2条第1項第6号の営業となり許可を取得しなければ無許可営業となりますが、今まで何年も摘発される事はありませんでした。
しかし、児童売春の場として使われたり、不正アクセスの発信地として使われる等の実被害が多く発生したため、風営法による無許可営業での取締をインターネットカフェが受け、実際に多くの店が摘発を受けました。

ダンスクラブにおいても、2〜3年ほど前まではあまり無許可営業による摘発が実施されませんでしたが、色々な被害等が発生している事を勘案し取締強化されたと考えられます。
特に最近ではドラッグの問題はさほど発生していない様ですが、窃盗事案等が多発している様です。特に無許可店舗に関しては死角部分が存在するケースが多く(許可店舗では許可基準の問題で死角部分があまり存在しません)、そこでの被害が発生しているようです。
他にも酔客による周辺での騒音苦情(酔った客が夜中に店周辺で大きな声で話している等)やゴミの放置等も問題となっています。

また、今回の様に高校生が入場したり、酒を飲んだりする行為があればさらに厳しい取締を受ける事は必須です。

私の立場上こんな書き方をするのはおかしいですが、
許可無許可の問題よりも犯罪や青少年問題、近隣トラブルを発生させないことが一番大切だと思います。
これら問題が続いている状態では規制緩和がなされるどころか、一層の取締強化へとつながります。
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | クラブ問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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