2013年05月11日

このままではダンス規制撤廃運動は平行線?

ダンス規制問題にでは、ダンス規制に反対する人達からダンスの様な文化的かつ健康的な物が風営法の対象なんだ、ダンスの何が悪い等と言われています。
しかし国側の答えとしてもダンスそのものは全く悪くないというのが考え方の様です。
規制側も反対側もダンスは悪くないと思っているのに何故ダンス規制がされているのでしょうか?
これはダンスの名を借りた如何わしい営業や、ダンス営業に趣旨の違う不健全な内容を盛り込む者をしっかり規制したいという規制側の考え方があります。
ダンス営業の派生や偽装により不健全な営業が過去に行われきた歴史的背景からこの様な規制がありますが、これはもう古い規制であり時代錯誤ではないかとの声がでてています。
しかし規制側の考えとしては現段階では規制が行われている事からダンスを偽装した不健全な営業は抑えられているだけで、規制を撤廃したら昔起きた問題が再び起きたり、ダンスの名を語った新たな不健全な営業が生まれる恐れが排除できないとの考えがあるようです。

反対側=規制撤廃しても問題はない
規制側=規制撤廃すれば問題が生じる怒れあり
この様な状態になってしまうわけですが、どちらが正しいのでしょうか?
現段階では撤廃しなければ真実は分らないが私の考えです。
この部分を検討はさらに様々な場所で行う必要があるのではないでしょうか。

今、ダンス規制撤廃の運動が起きていますが、この中で反対側はダンスの健全性、経済効果、表現の自由等を主張しています。しかし規制側とすれば問題はそこではなく、起こる可能性がある不健全な営業や犯罪の対策です。
私だけかもしれませんが、ダンス規制議論に関して反対側と規制側が別の部分の研究や議論を行ってしまっていると感じています。このままでは平行線を辿って何年経っても問題が解決しないとも考えられます。
規制側と反対側が一丸となって、ダンスの名を語って不健全な営業を行おうとする者の排除策や、新たに出現する事の防止策を今以上に話し合うことが解決策ではないでしょうか。


ラベル:風営法改正
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | ダンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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