2011年10月16日

ネットカフェと風営法問題

インターネットカフェにおける各都道府県警察による風営法に関する指導は今も続いています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111014-00000009-mailo-hok
5uに満たない個室等で客に飲食させる場合は風俗営業許可が必要と風営法では定められています。
それにより個室のドアが撤去されていたり、透明になったり、閉められなくなったりしている店が増えている様です。

この規定は風営法第2条第1項第6号にあります。
以下が条文です
喫茶店、バーその他設備を設けて客に飲食をさせる営業で、他から見通すことが困難であり、かつ、その広さが5平方メートル以下である客席を設けて営むもの
ここまで

よく聞く話で警察によってドアを撤去しないといけないとかガラス越しでも見えれば問題ないとか見解がバラバラで、どう対応するのが一番いいのかという内容があります。
しかも警察は最終的にこうすればOKという答えを一切出してくれないという声も良く聞きます。
実は警察という行政機関の特性上、この風俗営業に該当しないラインを明確に答える事は出来ません。
何故なら本来はこれに該当する場合は許可取得する事が法律の設定だからです。
その場合行政機関は許可取得に関する許可指導及び許可又は不許可処分を下す事は出来ますが、この内容なら別に許可は要らないですよという正式見解は法律の構造上出す事は出来ません。許可不要処分なんてありません。
ただ逆に許可が必要な状態にあるにも関らず無許可の場合は無許可として検挙を行うことは可能です。
営業者自らがしっかりと知識を身に付けて、しっかり正しい判断をする必要があります。

この様なケースを判断するには単に扉がある、ガラス戸、敷居の高さ等だけで判断する事は不可能です。店内の色々な状況を総合的に判断してその客席が他から見通す事が困難かを見極める必要があります。
特に営業者自身がこの様な内容を判断すると主観的になりがちで、店にとって有利な見方をするケースが多いです。しっかりと客観的に自らの店を見直し、厳しい視点で考える必要があります。
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 23:47| Comment(0) | 個室飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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