2011年08月17日

ハウストーナメントでトロフィー出せば犯罪行為

ダーツバー等でソフトダーツ(ポーカー、ブラックジャック、ルーレットその他ゲーム機も同様)を使ってハウストーナメントを行い、優勝者等に景品を提供する事は風営法で禁じられています。
http://fu-ei.info/keihin.html (←参照)

この景品が現金であれあ当然違法と思う人は多いのですが、現金以外の商品でも風営法に抵触します。
また、バーで開催した場合にその店のドリンク無料等の特典を与える事も風営法で禁ずる景品提供行為となります。
では優勝した証だけを与えるとしてトロフィーを出した場合、これも同様に違反行為となります。
えっ!と思われる方も多いのですが、風営法ではゲームの結果に応じて景品提供する事は禁じています。


たかが景品提供と思われる方も多いでしょうが、風営法の中での遊技行為で規制すべきは遊技の結果何が得られるかの部分です。
人間は結果として何かが得られるときは力が入りますよね。風営法は人間が本能的に活性化してブレーキが利かなくなる事を防いでいるのです。
景品があるとお客さんは熱くなります。
なければ熱くならないです。
熱くなる=射幸心を煽ってる事になりますし、人間熱くなると行き過ぎる事もあります。
行き過ぎた結果、余分な副産物を生じる場合があります。
例えば熱くなりすぎて喧嘩騒ぎが起きて、その結果負傷者が出るような暴行傷害事案とか、
トロフィーでは物足りず客同しで多額の金銭を賭ける賭博事案とか、
熱くなりすぎて酒が進み過ぎて起きる問題など・・・
風営法ではこの様な余分な犯罪等が生じる恐れのある事を規制しています。
日本の警察は事件が起きなければ動かないとかの批判もありますが、実は風営法では犯罪を事前に防止する動きも行っているのです。

さて本題のトロフィーでも違法になる件ですが、これは風営法の中に○○円以下ならば可能等の規定が存在しないので違法となります。
もしトロフィー等の証的な物で飾り物なら可能等と法律を規定したら抜け道を探す人が増えるでしょう。
町にトロフィー専門の買取店が出来たりするかも・・・
風営法の規定は融通が利かないと言う意見も多いのですが、意図的に風営法を破ろうとする人は抜け道模索の能力がとても高い人が多い現実があります。
これを防ぐには「一切禁止」みたいな条文を作っておかなければ法律が機能しない現実があります。

最近ではハウストーナメント開催前に警察から景品提供に関して中止するように指導されるケースが相次いでいます。
時折ですが、指導に従わず開催して処分を受けるケースもあるようです。
また、景品提供行為に関する罰則は風営法の中でも比較的厳しい罰則となっています。
風営法に違反するという事は、犯罪行為を行ったという事になります。
ラベル:ダーツ 景品
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 02:07| Comment(0) | ダーツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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