2011年05月29日

無断構造変更は無許可と同罪?

風俗営業許可を取得している店では店内のレイアウトを変更する際には届出や事前の承認が必要です。

特に客室の面積が変わるような変更の際は事前に構造変更承認申請を行い、公安委員会から承認の通知がされるまで変更を行う事が出来ません。
これに違反した場合は無承認構造変更となり、許可取消の行政処分に加えて1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられ、さらに今後5年間は風俗営業者になる事ができなくなります。
何故構造を変更しただけでこの様な厳しい処分を受けるかですが、風俗営業許可取得の際には「人的」「場所的」「構造」の3つを主に審査しています。そのうちの「構造」に関し審査した内容が維持されていないとすれば、審査を受けていない店と同様ですので無許可と同じという考え方もあります。刑事罰としては無許可の半分くらいの罰則ですが、許可は取消され今後5年は営業者になれないという部分では無許可営業と同罪です。

許可取得の店において新たに壁を増やしたりする等個室を設けたり、客室として申請していない場所を客室として使用する場合は当然に事前に承認を得る必要がありますが、以下の様な場合でも事前承認の対象となる場合があるので注意が必要です。
・客室として使っていた場所の一部を従業員待機専用のスペースとして客室を縮小した場合
・客室内に高さ1Mを超える観葉植物等を設置し、見通しを維持できる客室の配置が変更となった場合
・消防等他の行政機関から指導を受け客席であった部分を通路等に変更し客室面積が変更した場合
・高さが低い物や壁面沿いに設置し見通しを妨げない状態でも非可動式のスピーカーや棚を客室内に設置する事により客が使える床面積に変更が生じた場合

風俗営業許可を取得されている店は小さな配置変更等(椅子、テーブル、照明等)を行う場合でも事前に手続が必要かの確認を行う事が大切です。
なお、BAR等の深夜酒類飲食店営業を営む場合でも変更届出義務がありますので注意が必要です。
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 19:24| Comment(0) | 無断変更 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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