2011年03月21日

ネットカフェの個室で飲食が禁止されたわけ

http://fu-ei-hatena.seesaa.net/article/187453554.htmlでネットカフェは何故風営法対象外か?という記事を書きましたが、最近大阪府内のネットカフェにおいて警察から風営法に関する指導が相次いでいます。
最近の指導は前回の記事にも書いている通り、個室部分において飲食を提供している事が風営法の個室飲食店に該当するとされています。
風営法では5平方メートルに満たないスペースで飲食させる場合は風俗営業となり許可が必要とされています。
http://fu-ei.info/1_6.html
しかし、ネットカフェで個室?と思われる方もおられるでしょう。
ネットカフェで個室といっても完全個室ではなく、ソファーの上に立てば隣の部屋が覗ける位の高さの壁に仕切られていたり、足元が開いていたりします。
これでも個室に該当するのか?という疑問に繋がりますが、風営法では高さが1メートルを超える様な物は天井まで設置されている壁と同様に捕らえます。
よってネットカフェのフラット席やペアシートは風営法上の個室扱いとなり、そこでドリンクを飲んだりする場合は個室飲食店とされ風俗営業許可が必要になります。
風俗営業許可店舗となれば深夜の営業が出来ない事と、18歳未満の立入が出来なくなります。
逆に個室を設けていても飲食をしないのであれば単なるレンタルルームとなり風営法の対象から外れます。(大部分がペア席でカップルが主となれば風営法のレンタルルームに該当)

ネットカフェを適法に営業するならば区画された席を設けないか、区画席での飲食を制限し、飲食スペースを別途設けて営業するかとなります。
また、昨年より大阪市では個室営業に対する建築に関する条例が強化される等していますので、ネットカフェを営業する場合は様々な法令を全て熟知して営業を開始する必要があります。
posted by 行政書士雨堤孝一事務所 at 13:05| Comment(3) | 個室飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする